2009/ 3/18 Ver. 3.10 Canopus AVCHD converter リリースノート このドキュメントの内容   (1) 動作環境について (2) 操作によるファイル変換動作の違い (3) プレビュー機能について (4) フォルダのドロップについて (5) AVCHDカメラ、及びメディアからの直接変換(分割記録ファイルの連結)について (6) PCへ取り込んだ分割記録ファイルの連結について (7) HDV / MPEG2 への変換について (8) タイムコードについて (9) FIRECODER Blu について (10) 保存先についての注意事項 (11) アプリケーションから外部プログラムとして実行するには (12) 登録商標および商標 (13) 変更履歴 (1) 動作環境について  EDIUS Pro 5、EDIUS Pro version 4、EDIUS Neo、EDIUS Pro3、EDIUS3 for HDV、エディウス J の何れかがインストールされていること。  ハードウェアの最低動作環境はPentium4、メモリ512MBです。  効率よい変換や滑らかなプレビューを行うにはIntel Core 2 Quad Q6600以上の能力を持つ4コアCPU(2コアx2CPU含む)を推奨します。メモリは2GB以上を推奨します。メモリが少ないと複数のコアを有効に利用できません。  AVCHD converterはCPUコア数とメモリ容量によって、変換アルゴリズムを切り替えます。例えば、HDVやMPEG2にソフトウェアで変換する場合、CPUコア数が4コア以上でメモリが2GB以上であれば、マルチコアを使用したAVCHDのデコードに加え、MPEG2のエンコードもマルチコア(EDIUSのスピードエンコーダー相当)で行います。  保存先に使用するファイルシステムはNTFSを強く推奨します。映像を縮小する場合を除いて変換後のファイルサイズは変換元よりも数倍大きくなりますので、FATではサイズ制限を越える可能性があります。保存先にファイルを分割出力する機能はありません。 (2) 操作によるファイル変換動作の違い  ファイルを変換する動作は変換操作によって以下のように異なります。特にCPUコア(HT含む)が複数ある環境では違いが大きくなります。 ・AVCHD2HQアイコンへドロップ(推奨)  通常はこの方法を利用してください。スケジューリング機能が働き、複数のCPUコアを利用した効率の良い変換が行えます。  全体の変換時間が最短となるように、起動するAVCHD converterの数、使用するCPUコア数、ファイルの割り当て等がスケジューリングされます。最多でコア数分のAVCHD converterが同時に起動しますが、スケジューリングの結果、起動するAVCHD converterがコア数より少なくなることもあります。例えばCPUコアが4つある環境で10分の素材を1つと1分の素材を10個合わせてドロップすると、起動するAVCHD converterは2つとなり、それぞれに2つのコアが割り当てられます。  一つのAVCHD converterに複数のファイルが割り振られた場合はプログレスバーは2段になり、下段が全体の進行状況を示します。  すでにAVCHD converterが起動している状態でこの操作を行うと、余っているCPUコアが対象になります。空きが無い場合は、空きができるまで待機します。  なお、一度にドロップできるファイルの数はWindowsによって、ドロップする全てのファイルのフルパス名を連結した文字列の長さで制限されます。このため、フルパス名が短いファイルは多くドロップでき、長いファイルはその分少なくなります。 ・右クリック->AVCHD2HQで変換  この方法はスケジューリング機能が働きません。  選択したファイル数分のAVCHD converterが一度に起動しますが、並列に変換を行う(変換ウィンドウを表示する)のは最多でコア数分で、残りはいずれかのAVCHD converterが終了するまで待機します。変換の順番は順不同でスケジュールの最適化はありません。プログレスバーは常に1段表示となります。  「1つの変換にコアを上限まで割り当てる」がオンの場合、1つのAVCHD converterにその時点で使用できる上限のコアを割り当てます。オフの場合、常に1つのコアを割り当てます。他のアプリケーションのためにコアの使用を制限したい場合はオフにしてください。 ・右クリック->送る->AVCHD2HQ  AVCHD2HQアイコンへドロップと同じ動作になります。  AVCHD2HQアイコンが隠れている場合はこの方法を利用してください。 ※並列に変換できる(変換ウィンドウを表示する)最大数は6になります。 (3) プレビュー機能について  AVCHD ファイルをプレビューする方法は何通りかあります。    AVCHDPRVアイコンへドロップ    右クリック->AVCHDPRVでプレビュー    右クリック->送る->AVCHDPRV    ダブルクリック(ファイルの関連付けがAVCHD converterの場合)    選択状態でEnterキーを押す(ファイルの関連付けがAVCHD converterの場合)  複数のファイルを順次プレビューするには「ドロップ」か「送る」を使用してください。  シークバーは再生位置ではなくデコード位置を指します。  ポーズ状態でシークを行うと、一旦ポーズを解除してからシーク位置へ移動します。  「処理速度優先」がオンの場合、映像の画質をわずかに落とす代わりにCPU負荷を大幅に低減させます。  「ドロップモード許可」がオンの場合、映像のデコードが間に合わなくなると時間軸上での間引きを行います。一度このモードに切り替わると1つのプレビューが終わるまで元には戻りません。 ※マルチモニター(セカンダリモニター上でのプレビュー)には未対応です。 (4) フォルダのドロップについて  AVCHD converter / previewer 共にファイルに加えてフォルダをドロップすることができます。ファイルとフォルダの組み合わせにも対応しています。フォルダがドロップされるとフォルダ内の隠しフォルダとシステムフォルダを除く全てのフォルダの.m2ts/.mtsファイルが処理の対象となります。  AVCHD converterの場合、「フォルダの構成を継承する」オプションがオンであれば、保存先に変換元と同じフォルダが作成されます。但し、.m2ts/.mtsファイルを含まないフォルダは作成されません。  なお、"c:\" 等をドロップすると全てのフォルダを検索するのに時間がかかります。 (5) AVCHDカメラ、及びメディアからの直接変換(分割記録ファイルの連結)について  AVCHDカメラをPCへ接続、あるいはメモリカードリーダーやDVDドライブを使用することでカメラのメディアを外付けドライブとして参照することができます(接続方法はカメラ毎に異なりますのでカメラの取扱説明書をご覧願います)。エクスプローラからこれらのドライブやフォルダ、あるいはAVCHDファイルをAVCHD converter / previewerのアイコンにドロップすることで、直接変換やプレビューが行えます。  直接変換する場合は必ず保存先フォルダを指定してください。同じ場所を指定するとメディアに書き戻すこととなり、誤動作の原因となります。  AVCHDカメラで録画を行うと、カメラのファイルシステムのサイズ制限により長いクリップは複数のファイルに分割して記録されます。これらのファイルは連続した1つのファイルとして処理する必要があり、別々に変換した後で連結しても正しくつながりません。AVCHD converter / previewerのアイコンにドロップしたファイル群に分割ファイルが含まれる場合は、連続したファイルとして連結されます。例えば00000.MTS、00001.MTS、00002.MTSの3つのファイルが分割された1つのクリップだとすると、これらの内1つをドロップしても、全てをドロップしても、またこれらを含むフォルダやドライブをドロップしても構いません。converterで変換する場合の出力ファイル名は連結されたファイル名となります。HQ AVIに出力する場合であれば00000+00001+00002.AVIとなります。現在処理中のファイルはconverterであれば変換ウィンドウの中に、previewerであればウィンドウタイトルに連結名が表示されます。ファイル単位で処理する場合にそれが分割ファイルかどうかは、プレビューしてウィンドウタイトルのファイル名で確認できます。 ※WindowsXP環境において、光学系メディアに記録する一部のAVCHDカメラでは付属のアプリケーションをインストールしてもエクスプローラからメディアが参照できないものがあります。この場合、UDF2.5ドライバーを別途インストールする必要があります。 (6) PCへ取り込んだ分割記録ファイルの連結について  PCに取り込まれたファイルが連結されていない分割ファイルである場合、そのファイルを含むフォルダ構成がAVCHDカメラのメディアのフォルダ構成を継承しておれば、連結されます。継承とは具体的にはメディアのBDMV以下のフォルダとそのフォルダに含まれるファイル群です。分割ファイルかどうかはプレイリストで判断します。そのためファイルの削除やリネーム等が行われてプレイリストと対応しない状態では分割ファイルとして認識されません。  何らかの理由により、分割ファイルを別々に変換したい場合は、一旦別のフォルダにコピーして(分割ファイルとして認識されない状態にして)から変換してください。 (7) HDV / MPEG2 への変換について  HDVへ変換する場合、IP変換、PAL-NTSC変換、プルダウンではないフレームレート変換は行いません。変換元素材が条件に満たない場合は出力形式が変更されます。例えば、インターレース素材をHDV 1280x720pに変換しようとするとHDV 1440x1080iに変換される等。  MPEG2へ変換する場合、IP変換、PAL-NTSC変換、プルダウンではないフレームレート変換は行いません。例外として、インターレース素材を352x240/288に変換する場合はIP変換の代わりにフィールドの間引き処理が行われます。出力はCBRのプログラムストリームとなります。ビットレートは変換元のビットレートと変換後の映像サイズで調整されます。音声はMPEG1 Layer2は2chにダウンミックス、AC3は元のチャンネル数を継承します。 (8) タイムコードについて  変換元素材に録画日時、タイムコード、バイナリグループが含まれる場合、出力形式がAVI/HDVであれば変換先のファイルに継承されます。プレビューでは録画日時、タイムコードが確認できます。 (9) FIRECODER Blu について  FIRECODER Bluが装着され、FIRECODER WRITERがインストールされている環境ではFIRECODER Bluを変換やプレビューのエンジンとして使用できます。複数のFIRECODER Bluが装着されておれば、その枚数だけ変換やプレビューが同時に実行できます。但し、CPUコア数が装着枚数より少ない場合はコア数が上限となります。変換元と変換先の組み合わせによってCPUの使用状況も変化します。条件によってはFIRECODER Blu使用時でCPUコアが4コア以上であってもCPU使用率が100%になることがあります。設定ダイアログの「空きが無ければソフトウェアモードに切り替える」がオンの場合、FIRECODER Bluを使用した変換やプレビューを実行中に別の変換やプレビューを実行すると、ハードウェアに空きが無くてもCPUコアに空きがあればソフトウェアモードに切り替わります。設定がオフの場合はハードウェアが空くまで待機します。FIRECODER Bluがエンジンとして使用されているかどうかは、ウィンドウタイトルの表示で確認できます。  複数のFIRECODER Bluが装着されている環境で、複数のAVCHDファイルをAVCHD2HQアイコンにドロップすると、最多でボード枚数分のAVCHD converterが起動し、並列に変換を行います。この時、効率よく変換できるように、ソフトウェアによる変換と同様にスケジューリングが行われます。その結果、例えば4枚のFIRECODER Bluが装着されている環境でHQ AVIへ変換する場合に、10分の素材を1つと1分の素材を10個合わせてドロップすると、起動するAVCHD converterは2つとなり、それぞれに2枚のFIRECODER Bluが割り当てられます。  AVCHD converter/previewer 以外のアプリケーション(FIRECODER WRITER等)がFIRECODER Bluを使用中は、当該FIRECODER Bluは装着されていないものとして扱います。この場合「空きが無ければソフトウェアモードに切り替える」の設定にかかわらずソフトウェアモードになります。  プレビューでFIRECODER Bluを使用する場合、「処理速度優先」と「ドロップモード許可」は参照されません。 (10) 保存先についての注意事項  保存先フォルダが変換元と同じ場合、エクスプローラで開いているフォルダに変換後のファイルが作成されます。インストールされているアプリケーションやコーデック等に強く依存しますが、保存先フォルダを開いているために、出力しようとするファイルがロックされる等して、ファイルの更新、上書き、削除が出来なくなり、AVCHD converterが応答無しになることがあります。一時的にこのファイルを手動で削除することもできなくなります。  このような症状が発生する場合は、フォルダをドロップして変換を行うか、又は保存先を変換元と異なるフォルダに設定する等して、変換中にエクスプローラが保存先のファイルにアクセスしないようにしてください。  また、メディアから直接変換する場合も必ず変換元と異なる保存先を指定してください。同じ場所だとメディアに書き戻すこととなり、誤動作の原因となります。  なお、「EDIUS実行中はEDIUSプロジェクトフォルダへ保存する」オプションはEDIUS Pro version 4.5以降、もしくはEDIUS Neoがインストールされている場合のみ有効です。 (11) アプリケーションから外部プログラムとして実行するには  ビデオカメラに付属のアプリケーションなどには、選択したAVCHDファイルを外部プログラムから開く機能を持つものがあります。この機能からAVCHD converterを使用するにはAVCHD converterをアプリケーションに登録する必要があります。  AVCHD converterは"C:\Program Files\Canopus\AVCHD converter"にインストールされています。アプリケーションに登録するプログラムは、OS によって以下の通りとなります。 変換 Windows Vista ... AvcHD2HQV.exe Windows XP ... AvcHD2HQW.exe プレビュー Windows Vista ... AvcHDPrvW.exe Windows XP ... AvcHDPrvW.exe (12) 登録商標および商標 ●カノープス、Canopus およびそのロゴはトムソン・カノープス株式会社の登録商標です。 ●WindowsおよびMicrosoftは米国Microsoft Corporationの登録商標です。 ●その他の商品名は各社の商標または登録商標です。 (13) 変更履歴 ------------------------------ Version 1.00 2006/12/15 ------------------------------ ・最初のリリース ------------------------------ Version 1.01 2007/ 1/25 ------------------------------ ・PALに対応しました。 ・大きなファイルの変換や一度に大量のファイル変換に失敗する不具合を修正しました。 ------------------------------ Version 1.02 2007/ 4/12 ------------------------------ (1)エディウス Jに対応しました。 (2)以下の不具合を修正しました。 ・変換後の映像に色ずれがある。 ・壊れたAVCHDファイルを変換すると、変換途中でエラー表示なく終了してしまう。 ・保存先のディスクに空きがない等、継続不能の場合でも変換が中止されない。 ・AVCHD以外のファイルを変換しようとするとアプリケーションエラーが発生する。 ------------------------------ Version 1.03 2007/ 4/26 Version 1.04 2007/ 5/22 ------------------------------ ・AVCHD converterが未対応のAVCHDファイルを変換しようとすると、そのファイルも含め、それ以後AVCHD converterが起動しない不具合に対し、エラー終了するように変更しました。 ------------------------------ Version 1.05 2007/10/26 ------------------------------ (1)CPUコアが複数ある環境でコア数を超えるファイルをAVCHD2HQアイコンへドロップすると、変換時間に大差が生じることがあるため、ファイルサイズを考慮して振り分けを行うように変更しました。 (2)大量のファイルをAVCHD2HQアイコンへドロップすると変換ウィンドウが表示されるまでに時間がかかり、起動したかどうか分かりづらいため、状況が確認できるウィンドウを表示するように変更しました。 (3)以下の不具合を修正しました。 ・Windows Vistaで「HQ Codec設定」を実行するとプログラム互換性アシスタントが表示される。 ・Windows Vistaの標準ユーザー(管理者権限の無いユーザー)で「HQ Codec設定」の結果が反映されない。 ・Windows Vistaで大量のファイルを「AVCHD2HQアイコンへドロップ」、および「右クリック->送る->AVCHD2HQ」で変換しようとするとAVCHD converterが起動しない(本件はWindows Vistaの仕様ですが、対策しました)。 ・Windows VistaのAeroグラスが有効な環境で複数のファイルを並列に変換すると、タイル配置された変換ウィンドウが一部重なってしまう。 ・並列変換(変換ウィンドウを表示する)の数が6を超えると、Windowsシステムの動作が不安定に(システム側の処理が間に合わなく)なる場合があるため、並列変換の上限を6に制限。 ・サイズの異なる複数のファイルが一つのAVCHD converterに割り振られた場合、全体を示すプログレスバーの現在位置の表示精度が低い。 ・CPUコアが複数ある環境で、ファイル名が同じで拡張子が異なる(例えば.m2tsと.mts)等、出力ファイルが重複する複数のファイルを一括変換すると動作不定になる(エラー終了するように変更)。 ・CPUコアが複数ある環境で現在変換中、または変換待機中のファイルと同じ名前のファイルを追加で変換すると動作不定になる(エラー終了するように変更)。 ・AVCHDファイルの拡張子を.aviに変更して「AVCHD2HQアイコンへドロップ」、および「右クリック->送る->AVCHD2HQ」を実行すると、変換元ファイルが削除され、応答なしになる(エラー終了するように変更)。 ・保存先フォルダが長いと変換ウィンドウ内の保存先の表示が乱れる。 ・HQ Codec設定の初期値がOnline(Standard)となるべきところがOnline(Fine)となっていた。このため、一度もHQ Codec設定を実行していない場合、Standardよりも1.5倍程度大きいAVIファイルが生成される。 ------------------------------ Version 2.00 2007/12/19 ------------------------------ (1)H.264デコーダーを新規開発のモジュールに変更しました。従来(AVCHD converter 1.05以前)と同じ条件で比較した場合、10%の速度向上と、メモリ使用量が50%節減されます。 (2)マルチコアに対応しました。CPUコアが複数ある環境で、コア数より少ないファイルを変換する場合、変換時間が短縮されます。1つのファイルを変換する場合、Intel Core 2 Quad Q6600以上の能力を持つ4コアCPU(2コアx2CPU含む)の場合、ほぼ実時間以下で変換できます。ただし、変換速度はビットレートや映像サイズに依存するため、実時間以下の変換速度を保証するものではありません。 (3)AVCHDプレビュー機能を追加しました。AVCHD converterと同様の方法でプレビューできます。表示ウィンドウのサイズに関係なくフルフレームをデコードするため、滑らかにプレビューするにはIntel Core 2 Quad Q6600以上の能力を持つ4コアCPU(2コアx2CPU含む)が必要です。ただし、ビットレートや映像サイズによっては、より高速な環境を必要とします。 (4)以下の不具合を修正しました。 ・Panasonic製カメラ付属のアプリケーションでカット編集したAVCHDファイルが変換できない(新デコーダーで対応)。 ・カット編集や分割された先頭以外のファイルを変換すると、映像と音声がずれることがある。 ------------------------------ Version 2.10 2008/ 5/16 ------------------------------ (1)以下の機能を追加しました。 ・ファイル上書き確認。 ・保存先フォルダ選択時の初期フォルダ。 ・保存先フォルダの指定にかかわらずEDIUSプロジェクトフォルダへ保存するオプション(EDIUS Pro version 4.5以降、もしくはEDIUS Neoが起動している場合のみ)。 ・24p対応。 ・Brピクチャ対応。 ・SD映像対応。 ・エラー情報表示。 ・AVIファイルのフィールドオーダーとアスペクト比情報(EDIUSとの親和性向上)。 ・速度優先のプレビュー処理。 (2)以下の不具合を修正しました。 ・コンバータ、プレビューで使用する CPU コア数が1つの場合、2008年発売の SONY 製カメラのAVCHDファイルの変換後の映像、およびプレビュー映像の色が正しくないことがある(使用するコアが1つとなる条件はシングルコアCPU、右クリック変換、コア数分の同時変換などです。また、色が正しくないとは、明るさや色合いが不規則に変化するなどの状況を指します)。 ・2008年発売の Panasonic 製カメラの AVCHD ファイルの変換、プレビューでエラーが発生することがある。 ------------------------------ Version 2.11 2008/ 6/27 ------------------------------ (1)以下の機能を追加しました。 ・AVCHDファイルに録画日時、タイムコード、バイナリグループ情報が記録されていれば、AVIファイルに反映(EDIUSとの親和性向上)。 (2)以下の不具合を修正しました。 ・カット編集したAVCHDファイルを変換、プレビューするとファイルの最後でエラーが発生することがある。 ・ビットレートの高いAVCHDファイルを変換、プレビューすると途中の映像が(緑色になるなど)正しくデコードできないことがある。 ・EDIUS BINに登録されるクリップ名に、変換元のファイル名が表示される。 ------------------------------ Version 2.12 2008/ 9/ 8 ------------------------------ (1)以下の機能を追加しました。 ・AVCHDPRVアイコンのダブルクリックによるプレビューの設定。 ・処理速度優先でプレビューした場合に10%〜30%の負荷低減。 ・プレビュー時のインターレース解除。 ・プレビュー時の録画日時、タイムコード表示。 ・プレビュー中のスクリーンセーバー、モニター省電力禁止。 ・LPCM音声(2ch 48kHz 16bitのみ、他は音声無しとして処理)。 (2)以下の不具合を修正しました。 ・各社カメラに付属のImageMixer 3で編集したAVCHDファイルの変換、及びプレビューでアプリケーションエラーが発生することがある。 ・シングルコア環境でのプレビューでドロップモードの出力フレーム数が不定となり、音ずれ、途中で止まるなどの症状が発生することがある。 ------------------------------ Version 2.12a 2008/10/16 ------------------------------ ・社名の表記を変更しました。 ------------------------------ Version 3.00 2008/12/10 ------------------------------ (1)以下の機能を追加、変更しました。 ・HDV / MPEG2 出力(サイズ,アスペクト比,プルダウン,AC3等変換可)。 ・FIRECODER Blu 対応(複数枚同時使用可)。 ・フォルダのドロップに対応。 ・設定ダイアログ新設。 ・「HQ Codec設定」を「AVCHD converter 設定」に統合。 ・ダブルクリックの既定の動作をプレビューに変更。 ------------------------------ Version 3.10 2009/ 3/18 ------------------------------ (1)以下の機能を追加、変更しました。 ・AVCHDカメラ、及びメディアからの直接変換(分割記録ファイルの連結)。 ・MEDIAEDGE-LEB4のストリーム(音声がMPEG1 Layer2)に対応。 ・マルチコア環境で1つのconverterに複数のコアが割り当てられた場合の変換速度を改善(メモリ2GB以上の時効果大)。 ・複数のFIRECODER Bluが装着された環境でHQ AVIへ変換する場合に1つの変換に最多で2枚のFIRECODER Bluを使用(Intel Core 2 Quad Q6600以上でメモリ2GB以上なら実時間の1/3程度で変換可能)。 ・保存先の初期値をWindowsXPは[マイ ビデオ]、WindowsVistaは[ビデオ]に変更。 ・プレビューのドロップモードの処理を改善(音とび低減)。 (2)以下の不具合を修正しました。 ・「フォルダ構成を継承する」がオンで、異なるパス名のファイルを含むフォルダをドロップし、上書き確認で「いいえ」を選択すると、ファイル作成に失敗することがある。 ・変換中に同じファイルを拡張子の異なる出力形式で追加変換できない。 ・カット編集等によって先頭に無効なフレームが存在するストリームをFIRECODER Bluを使用してHDVに変換すると、タイムコードや録画日時が継承されないことがある。 ・音声がモノラルの場合、MPEG2 PSへの変換が途中で停止する。 ・音声がモノラルの場合、HDVへ変換できない。 ・AC3音声がモノラルの場合、プレビューで左チャンネルしか出力されない。 ・サイズがSD以下でプルダウンがover 60p/50pとなるMPEG2 PSへの変換時に、FIRECODER Blu使用時も含め、1つのconverterに複数のCPUコアが割り当てられると、変換に失敗することがある。 ・変換中にタスクマネージャのアプリケーションTABからAVCHD2HQのタスクを終了すると画面が乱れる。 ・変換元と保存先のフォルダが異なっていても、変換元と変換後の拡張子(.avi/m2p/m2t)が同じ場合に変換できない。 ・4GBを超えるメモリを実装した64bit Windows環境において、1つのconverter/previewerに複数のCPUコアが割り当てられると、変換、及びプレビューが停止することがある(メモリが2GB超4GB以下、及び32bit Windowsでは発生しにくい)。 ・プルダウンされたAVCHDファイル(30p over 60i / 30p over 60p / 25p over 50i / 25p over 50p)が正しく変換、プレビューできない。 ・24.0pのAVCHDファイルをHDV 1440x1080iへ変換するとアプリケーションエラーが発生する(エラー終了するように変更)。 ・極端に短いクリップ(メニュータイトル等)の変換、プレビューに失敗する。 ・タイムコードの無い素材をHDVへ変換すると00:00:01;00から始まるタイムコードが付加される。 ・バイナリグループの無い素材をHDV 720x480/576p、又はHDV 1280x720pへ変換すると0xfeffffffが付加される。 ・映像、音声のどちらかが短い素材をHQ AVIへ変換、又はプレビューすると短いほうで終了する。 ・ファイル名にドット(.)を複数含むファイルを変換するとEDIUS BINに登録されるクリップ名が途中で切れることがある。 _______________________________________________________________________________ Copyright (C) 2006 - 2009 Thomson Canopus Co., Ltd. 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